求人広告に費用をかけても応募が来ない。その前に見直したい「伝える内容」

「求人広告に数十万円かけたのに、思うように応募が来なかった」 「次は、別の媒体を使ってみた方がよいのだろうか」 採用活動を進める中で、こうした悩みを抱えていませんか。

費用をかける以上、成果を期待するのは当然です。媒体を変えたり、掲載プランを見直したりすることが必要な場合もあります。

ただ、その判断とあわせて確認したいのが、求人に掲載する内容です。
求職者が応募を決めるために必要な情報は、十分に伝わっているでしょうか。 今回は、主な有料求人広告の料金を整理しながら、採用費を活かすために見直したい「求人の伝え方」を考えます。

目次

主な求人広告の料金と仕組み

有料求人広告には、一定期間の掲載に対して料金を支払うものや、求人がクリックされるたびに費用が発生するものがあります。

サービス料金の目安・仕組み確認したい点
マイナビ転職通常企画は4週間20万〜120万円〈税別〉企画によって表示順位や原稿の情報量、取材・制作の対応が異なる
doda4週間25万〜150万円〈税別・定価〉企画によって表示順位や掲載できる写真・情報量などが異なる
リクナビNEXT〈Indeed PLUS経由〉クリック課金型。公式案内では3,000円から利用可能固定の掲載料金ではなく、クリックに応じて費用が発生する

マイナビ転職の通常企画は5種類あり、20万円のMT-Dにはマイナビによる取材・求人原稿制作が含まれません。dodaも5種類の基本タイプがあり、契約条件などによって実際の料金は異なります。

リクナビNEXTは、現在の公式案内では、Airワーク 採用管理などを通じてIndeed PLUS経由で掲載する仕組みです。配信先は自動で選ばれるため、リクナビNEXTへの掲載が必ず保証されるものではありません。また、「3,000円から」は利用開始の金額であり、1人を採用するための費用目安ではありません。

※2026年9月30日時点の公式情報をもとに記載。料金や条件は変更される場合があります。オプションや外部への制作・運用委託費を含め、契約時にご確認ください。

このように、同じ求人広告でも費用の仕組みは異なります。比較する際は、金額とともに、掲載期間、伝えられる情報量、支援の範囲を確認することが大切です。

広告を見てもらった先に、応募の判断がある

有料広告は、自社の求人を求職者に届けるための手段です。しかし、求人を見てもらえても、その人が「自分に合いそうだ」「もう少し話を聞いてみたい」と感じなければ、応募には進みにくいでしょう。

例えば、仕事を終えた求職者が、スマートフォンでいくつかの求人を見比べている場面を想像してみてください。

給与や休日に加えて、「自分にもできる仕事か」「どんな人と働くのか」「入社後に教えてもらえるのか」などが気になるかもしれません。

そのとき、求人に「未経験者歓迎」「働きやすい職場」と書かれていても、具体的な様子が分からなければ、判断に迷いが残ります。

企業側が伝えたつもりの情報と、求職者が知りたい情報。その間にあるずれを見直すことが、求人内容を整える出発点です。

「自社では当たり前」の中に、伝えるべき情報がある

「うちには、特別にアピールできることがない」 そう感じるときは、普段の仕事の進め方や、新しく入った人への関わり方を振り返ってみてください。

社内では当たり前のことも、初めて会社を知る人にとっては、大切な判断材料になります。

よくある表現具体的に伝えたい情報
未経験者歓迎最初に任せる仕事、教える担当者、仕事を覚えていく順序
働きやすい職場勤務時間の実態、休みの相談方法、忙しい時期の働き方
やりがいのある仕事誰にどう役立ち、どんな場面で手応えを感じられるか

例えば、実態に合っているなら、「入社後は先輩と一緒に現場を回り、道具の名前や作業の流れを覚えるところから始めます」と説明できます。

「丁寧に教えます」という一言に、最初の仕事や教え方を補うことで、求職者は入社後の姿を想像しやすくなります。
魅力を言葉にすることは、日々の仕事や職場の実態を、社外の人にも分かるように伝えることです。

応募が来ない理由を、求人の文章だけで決めつけない

もちろん、文章を整えれば必ず採用できるわけではありません。給与や休日、勤務地、求める経験、媒体を利用する人との相性なども関わります。

広告費を追加する前に、今の採用活動がどこで止まっているかを確認してみましょう。

求人があまり見られていないなら、媒体と対象者の相性、職種名、掲載方法などを点検する必要があります。

見られているのに応募がないなら、募集条件に加えて、仕事内容や職場の説明が十分か、応募の手間が大きくないかを確認します。

応募後の辞退が続いているなら、連絡までの時間や面接での説明も振り返りたいところです。

「応募が来なかった」という結果を少し分けて考えることで、媒体を変えるのか、条件を見直すのか、情報を補うのか、次の判断がしやすくなります。

次の広告を出す前に、今の求人票を読み返す

求人には、仕事の良い面に加え、大変なことや期待する役割も、実態に即して伝えたいものです。
応募する前に理解してもらうことは、入社後の認識のずれを減らすうえでも大切です。

次の広告を検討するときには、今の求人票を、初めて会社を知る人のつもりで読み返してみてください。

「具体的に、何をする仕事なのか」
「誰とどのように働くのか」
「入社後は、何から始めるのか」

その答えが伝わる内容になっているでしょうか。
広告費を活かすためには、届ける相手と、届ける内容の両方を整える必要があります。

立春は、香川県の中小企業の採用活動について、現状の調査・整理、採用活動の設計、自社の魅力の言語化、求人内容の作成・見直し、求人掲載の運用から入社後の定着までを支援しています。

「次の広告を出す前に、今の採用活動を一度見直したい」
「自社の何を伝えればよいのか分からない」

そんなときは、現在の採用活動を一緒に整理するところから、ご相談ください。

自社の採用・定着について整理したい方へ、お気軽にご相談ください。

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